アルミ多用単発輪ゴム銃(その3)

シアー、ホールドフック、フック軸受パーツを作成。


シアーに使っているメッキ板は、ピクチャーレールに使うワイヤー固定金具を延ばしたもの。
復帰用のネオジム磁石を瞬着で止めてあります。
フック軸受パーツは、硬質PVCとプラバン(2mm厚)を張り合わせて、プラバン分の隙間にホールドフックを嵌めこむ形。
軸受用のPVC板は厚さ4.5mmなので2枚でプラバン1枚を挟むと11mmとなり、銃身の内法にぴったり。
ホールドフックは、10mm幅のアルミ平板を切って削り出し。小さいパーツです。
金属ということで、木材では強度的に難しい位置に軸穴を作れます。
輪ゴムが外れる解放点が銃身上面をより高くならないよう、軸の上側を非常に小さく作っています。
重いと輪ゴムの発射を妨げてしまうので、軸の下側もあまり大きくはしません。
シアーが掛かる突起は、リン青銅板でスチール棒(磁石で引かれる部分)を巻き込んだもの。
念のため、ピンを貫通させて止めた上で、瞬着で固定。
フックの板厚は、フック軸受パーツの隙間で滑らかに動作するよう、2mm→1.8mmに削っています。
木材と違って後から肉を盛ることができませんので、削りすぎないよう注意が必要。


組合わせてみたところ。


フック軸受カバー。

ホールドフックの軸は、スムースに回るようにどことも接着固定はしないので、横ずれ防止策として、軸受穴をカバーします。
輪ゴムを掛けやすくするために、角も取ってあります。



銃身のリア部にホールドフック、フック軸受パーツ、フック軸受カバーを取り付けたところ。