VAIOモバイルPC用マウスVGP-BMS11の掃除

出張では、SonyBluetoothマウス、VGP-BMS11を愛用しています。

7年前にVAIO-DUO11(先日、冷却ファン故障でお亡くなりなった)とセットで購入したちょっと古いものなのですが、心配性が携帯するには好都合なマウス。

上面シャッターを閉じるとボタン類が隠れ、カバンに押し込んでもボタンが押しっぱなしになる恐れがなく、シャッター開閉に電源On/Offが連動するため電源操作でマウスをひっくり返すようなことは不要だし、Onのままカバンに放り込む事故もまず起きません。

 

最近ちょっとホイールの調子が悪くなったので、掃除のために分解しようとしたのですが、これが非常に難儀しました。

構造的には、底面の電池ボックスを開けて2つあるネジを取り、取り付けツメを外すようにして上面シャッター部分をはがすことで、ボディ内部にアクセスできるようになるはずです。

しかし、この2つあるネジ、よくあるプラスネジとかではなく「六角穴いじり止め付き」という曲者で、穴の中央に突き出た「いじり止めポッチ」が邪魔をして普通の六角レンチが使えない構造。

しかもどうやら対辺幅1.5mmと度を越した小ささで、手持ちの工具でいじり止めポッチに対応した一番細いもの(対辺幅2mm)が嵌らないし、ネットで市販工具を探しても合うものが見つかりません。

 

技適遵守で無線回りの改造防止のためとはいえ、清掃もままならないのは厳しい。

このモデルはもう売ってないし。

 

仕方がないので、トラスコ中山の「六角棒レンチ両端いじり止め穴付き・対辺2mm」(ビックカメラで税込み217円)を買って、レンチ先端が対辺1.5mmになるまで周囲6面を慎重に削り、専用レンチを作りました。

 

無事2本とも外せたのですが、2条タイプのネジでした。どこまで特殊なのか…