micro:bit ゴム銃射撃競技用タイマー作成・その3

とりあえず出来上がりました。

DATケースに単4電池2本とmicro:bit本体がぴったり収まるので、ユニバーサル基盤をDATケース内側いっぱいのサイズに切ってベースとし、その上にスイッチ類や圧電サウンダをのせました。

 

micro:bitとベースの接続はエッジ端子を銅板で挟む方法を考えていたのですが、スイッチ類のスペースが足りなくなったので、古いICソケットのばね端子を加工して基盤に取り付け、Ring内側からバナナクリップのように刺すようにしました。

簡単にmicro:bitが脱着できます。

スイッチは、電源、サウンドパターン、計測秒数指定の3個。いずれも小型のスライドスイッチです。

計測秒数指定は、電源On時に一度読み込むだけなので音を出す前のP0から読みこませるようにしました。P0が入出力兼用になので、サウンダには1KΩ、スイッチには4.7KΩの抵抗を介して接続し、ポートに付加がかからないようにしました。

 

micro:bit側のプログラムも拡張し、30秒・60秒の競技用タイマーの他、3分・4分・5分のラーメンタイマーモードも付けました。Bボタンを押して計測開始待ちに入った後、Bボタンを押したままAボタンを押すことで、分単位で計測時間を選択できます。

分単位の計測値残は、隅のLEDを使って表示するようにしました。

左上が残が1分以上あると点滅、左下は残2分以上、右下は残3分以上、右上は残4分以上で点滅します。

 

単4乾電池2本だとちょっと重くなりますが、2日間電源を入れっぱなしでも十分持ちますので、競技大会で使うことがあっても電源の心配がいらないです。

micro:bitが不揮発性の内蔵メモリにプログラムを載せているので、計測秒数やサウンドパターンの設定もメモリに格納したいところですが、JavaScriptでは直接の操作はできないようです。

micro-Pythonなら不揮発メモリ上でファイルシステムが使えるらしいので、そっちに乗り換えるかも。