輪ゴム銃製作・ブローバック連発銃・その3

dungeon-master2010-10-24

とりあえず、塗装なし、トリガーガードなし、グリップもむき出しですが、きちんと連発&ブローバックらしい動作が行えるところまできました。


ゴム銃にブローバック機構など無意味なのですが、やりたいからやる、それだけが製作理由といっても過言であはりません。
本作ではバレルのダミーやディスアセンブリーノッチとかもつけて、いかにもブローバック銃っぽい構造に見えるようにしました。
それだけでなく、実銃みたいにスライドとボディを分離したりドッキングしたりできます。


パーツ類。細かいのが一杯。

上段左から、
 スライド、回転翼ホールドパーツ、
 バレル(ダミー)、スライドホルダー、ストッパー部、4極回転翼。
 ボディ、
 スライド駆動用パーツ、ディスアセンブリーノッチ、
 組み込みピン3本、ボディ内部に入れるトリガー機構部の塊。
 このほか、スライド駆動用に仕込むゴムが1本あります。


スライド後退の距離はスライド駆動用パーツの動く距離によって決まります。
このパーツはトリガーを引いて溜めた力で動くので、トリガーを引ける長さの制約を受けます。
本作では、トリガーを引く量をトリガー機構部で倍化させて、トリガーの引き代18mmに対し、30mm以上のスライド後退距離を実現しています。


スライドとボディをそれぞれ組み上げたところ。

上のパーツだけの状態から、ここまで組むのに3分掛程度。
内部のゴムを架けながら組んでいきますので、少々手間が掛かります。


ボディにスライドを取り付けて、スライドを手動で後退させてみたところ。


どきどきしながら8発装填して打ってみましたが、問題なくブローバック(のような)動作をします。
本来輪ゴム銃には不要なブローバックの衝撃のため狙いもなにもあったものではありませんから、命中精度・集弾性能はこのさいどうでもいいです。
連発+ブローバック、実にロマンな輪ゴム銃です。


このあと、時間のできたときに調整や塗装などをやっていきます。


「ハート・ストライカー」(2010年10月作成途中)
ブローバック採用型回転翼式連発輪ゴム銃
全長265mm、銃身長215mm
適合弾:共和オーバンド カラーバンド#16  装弾数:標準8発
材料:桧、アガチス、杉、末、白樺、MDF、紙、ゼムクリップNo.00