続・MDFゴム銃
サーチエンジンで、件の8連射輪ゴム銃を検索したら、開発者のサイトが見つかりました。
http://win.xrea.jp/gun.html
8連射は22番「P303ギザ66°」です。
これを見てみると、基本的なつくりは記憶どおりで大体あっていたのですが、なんと
トリガースプリングを省略しているとのこと。これは驚き。
私の場合は、うまくトリガーをリリースさせるためにトリガースプリングのゴム力を
強くするしかなかったわけですが…そのおかげでトリガーが重いのは当然。
こりゃ、トリガースプリングをなくす方向で検討せねばなりません。
弾輪ゴムの張力がトリガーを押さえ込む方向になってしまっているのが問題です。
どうやら、トリガーパーツ後部のギザギザ部分の形状が良くないようです。
考えたところ、トリガー側ギザは角度を緩やかにし、本体側ギザは角度を急峻にすれば、
トリガーを逃がす感じで滑らせる方向に張力を働かせられることに気がつきました。
設計図を見直して、修正。
トリガーを目一杯引いたときの図。(銃口は下方向)
←上側 下側→ トリガー後部 /| /| /| /| /| / ̄| / ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ 本体後部形状 |\/\/\/\/\/ ̄|
のところを、
トリガー後部 /\/\/\/\/\/ ̄| / | 本体後部形状 /| /| /| /| /| /|/ |/ |/ |/ |/ |/|
という感じのかみ合わせにしました。MDFなので、カッターとヤスリでごりごり削ります。
これにより、トリガーの\部分をうまく弾輪ゴムが移動してくれるようになったので、
トリガースプリングのゴムを省略することに成功。
さらに、この改造の副産物として、本体側ギザが1個増えて装填数が6発になりました。