瞬間解放式ゴム銃・磁力復帰型

出張中なんで、まだアイデアだけですが、瞬間解放式ゴム銃の改良案。
瞬間解放式の一例をあげると、以下のような感じ。パーツも少なくトリガープルが非常に軽い方式です。
トリガーを引くと、ホールドフックの抑えがなくなり、輪ゴムが瞬間的に発射される仕組み。

通常はトリガーを引き戻すトリガースプリングと、ホールドフックを復帰させるスプリングが必要です。
ホールドフックを図のような形状にすると、自重で元に戻る重力復帰型として動作できます。
しかし、重力復帰だとトリガーの戻しが早いとホールドフックを復帰しきれないことがあります。
ホールドフックのスプリングが弱い場合も同様。
(次弾の装填前に、トリガーを引きなおすか手動で復帰。確認しないと暴発のおそれあり。)
かといって、ホールドフックのスプリングを強くするのも考え物。
発射時にホールドフックの回転に伴ってスプリングが伸びるにつれ、その張力が増すので、
解放が瞬間的にならない可能性があります。


で、ホールドフックの回転が進んでも重くならず、復帰も確実に行われる方法として、
磁石を使用することを考えて見ました。

トリガーにネオジム磁石、ホールドフックに軟鉄片を埋め込みます。
発射時は磁石と鉄片がピッタリくっついていると離れにくいので、トリガーの後端でホールドフックを
ちょっとだけ浮かすことで強制的にはずします。
磁石は距離が開くほど引き寄せる力が弱くなるため、リリース時点の弾ゴムへの影響は重力復帰並。
ホールドフックがトリガーに引っかかる部分の復帰は、ネオジム磁石の強さで確実に。
というか、ここは装填時の暴発防止という意味合いになるかも。
トリガーの引き代が小さいことを考えればトリガースプリングなしで、磁石一個でいける期待大。