ゴム銃、次のネタ

イデアだけは幾つか浮かんでいるので、方針確定のためにメモ。
しかし、工作に取り掛かるまとまった時間がありません。ちまちまやっていきます。
●その1、ストリングリリース方式でセミオート
1つのホールド部分に糸を巻きつける方式は、ホールド位置やタコ糸がゴムを引っ掛ける位置が
後から出る弾ほどリリースポイントに対して遠くなり、リリース時に引く糸の長さや引く力が余計に
必要になってしまいます。
これを解決したホールドフックを考案し、単純に糸を引ききるフルオートではテスト済み。
糸の長さもは1発あたり15〜20mmと、非常に短いです。
あとはセミオート機構をうまくやれば、20連発くらいまでにはできそう。
リリースに必要なパワーはトリガーを引く力を使います。
リリースしたあとの糸の巻き取りだけゼンマイ式の巻き取り装置を使うつもり。
●その2、ホールドフック1個だけのセミオート
先日、可動パーツ1個だけのセミオートを作りましたが、ホールドフックの加工が細かくて面倒でした。
そこで課題として、装填弾数分のホールドフックを用意するのではなく、1個のホールドフックだけで
セミオート連射を実現する方法を模索。
いまのところ、ピン1本に全ての弾ゴムをかけ、このピンの動きでセミオートを実現することが可能で
あるところまでは確認済み。
あとはどうやって、そのピンの動きをコントロールするかです。
一応思いついてはいるけど、ちょっと複雑になりそう。
●その3、回転翼移動式の改良
昨年完成した回転翼移動式のセミオート銃を改良します。
旧作では回転翼を取り付けたスライドボックスが移動することでセミオート機構を実現していましたが、
移動方向と弾ゴムの張力が相反する向きになっていたので、トリガープルが重くなってしまいました。
その頃は、ホールドフック(回転翼)とホールドグルーブの間はまっすぐであるべきという方針のため
張力と異なる向きに回転翼をスライドさせることは躊躇していました。
改善案として、バレル後端で弾ゴムを引っ掛けて真下に伸ばした位置に回転翼がくるようにします。
スライド方向と張力の向きを直角に近くすることで、弾ゴムの張力による影響を抑えることができます。
回転翼の位置復帰にはバレルスライド方式でやったように別個の復帰スプリングをつけ、
12連発セミオートで実績がある回転翼先端ガイドを取り入れ、スライドボックスを廃止します。
メンテナンス性向上、機構の単純化、調整の省力化、強度確保を狙っています。