割箸ゴム銃考察

瞬間解放式単発銃の命中精度の高さはスンバラシイ。4mのマッチボックスも狙えます。
しかし、稀にですが輪ゴム装填時の偏りが微妙に影響して、弾道が逸れてしまうことがあります。
腑に落ちないような弾道もあったので、輪ゴムが発射された後の弾道を調べてみました。
どうやら、瞬間解放式とはいいながらも、ホールドフックが倒れきらないうちにゴムが滑って
外れてしまうことがあり、更にマズル付近でバレルに当たってしまうこともあるようです。
切れかけていたり、伸びきってしまったりして輪ゴムの質が落ちていると起きやすいです。
ホールドフックの方の問題は、片掛けで軸に不均等な力がかかって摩擦が大きくなり、
動きに影響が出ていることが原因と判断しました。割箸と竹串なので無理もないか。
でマズル側の衝突は、ホールドグルーブが割箸を切欠いただけの状態であるため、仕掛けた
輪ゴムが縮むと、どうしても跨いでいるバレルのどこかに当たるという、構造上の問題です。
更に安定した命中精度を目指すには、この2点の改善が必要。
次作は、発射時にホールドフック(ピン型)を瞬間的に引込んで弾ゴムをリリースする
「ピン瞬間引込み式」で、弾ゴムがバレルを跨がない「上面滑走構造」でやってみます。
もちろん、主要部材は「白樺小判割箸」です。