電影クロスゲージ内蔵輪ゴム銃(その4)

次は、電装系を入れます。

回路は、レチクル発光器ブロック、昇圧ブロック、電源スイッチブロック の構成。
ガラスエポキシ基板を使用。


発光器ブロックは、緑LEDを採用。
レチクルはアルミ箔を透明ペット樹脂板に張り付けて、十字に切れ込みを入れて作ります。


1.5Vボタン電池1個で緑LEDを点灯します。昇圧にはブロッキング発振回路を使います。
発振回路は、数年前にミニLEDライト用に作ったもの。手持ちのノイズフィルタ用と思われるコイルに手巻きでベース側コイルを追加してトランスに指定います。抵抗とトランジスタ(2SC1815)は、コアの穴に突っ込みました。
この回路では、電源電圧をLEDのVf以上にしてはいけません。
もしやってしまうと、コイルにずっと直流が流れて発振が起きないので、適切な電流制限のないLED点灯や、トランジスタのCE貫通状態が続いてしまい、状況によってはそれらの半導体バイスが発熱で壊れます。



電装系はサムガード部分に組み込みます。



グリップに電装系パーツを取り付けた状態。



ストラップとトリガーガードを付けた状態。
LEDの点灯スイッチは、グリップセーフティ風に操作できるような位置に仕込んであります。
グリップを握ることでLEDが点灯する仕掛けです。