電影クロスゲージ内蔵輪ゴム銃(その1)

4年くらい前の記事で輪ゴム中の課題として、テルラド内蔵輪ゴム中のコンパクト化を上げていました。
テルラドとは、主に天体観測で対象の導入を楽に行うための等倍光学照準器です。
原理はオーバーヘッドディスプレイと同じ。
レチクル発光器の光を拡大した像がハーフミラーに映り、ターゲットに重なって見える仕組み。
今回は、レチクルをグリーンの十字にして、電影クロスゲージ風に作ります。


コンパクト化の方針としては、グリップ内にテルラド機構を設けます。

グリップ内に収めるための対応として、光路の途中に鏡を置いて折り返す方法を採用します。
ターゲット視認やレチクルまでの光路がすべて銃の内部を通るようにすることで、銃の上面をフラット化。
弾ゴム装填の邪魔になるものがないので、素早い装填が期待できます。
ただし、視野が狭くなることでエイミングには幾分不利かもしれません。