ピン瞬間引込み式単発割箸ゴム銃

dungeon-master2008-06-07

先日検討した割箸銃を試作。

次作は、発射時にホールドフック(ピン型)を瞬間的に引込んで弾ゴムをリリースする「ピン瞬間引込み式」で、弾ゴムがバレルを跨がない「上面滑走構造」でやってみます。
もちろん、主要部材は「白樺小判割箸」です。

ホールドフックの引込みをすばやく行わないと、ゴムに不要なねじれが加わったり、ピンを乗り越えて早めにリリースされてしまって精度が出ないので、瞬間引込みが大前提。
これを実現するために、パーツ4個(トリガー、フック、ストッパー、シア)で稼動部分を構成。
通常の状態では、フックパーツはストッパーにより動かない状態になっており、トリガーで回転シアを押し込むと、フックのテンションがピンを引き込む方向にかかり、さらにシアが回転していくことでストッパーが外れ、フックにかかったテンションによってピンが一気に引き込まれるという仕組み。
トリガープルは、シアがストッパーに当たるまでは軽く、ストッパーを外す瞬間だけ少し重めになります。
フックのテンションを受け持つ分だけトリガープルが重くなるので、できるだけ軽くなるように引きしろを多めにとりました。
20mmにもなるので、ちょっと多過ぎたかもしれません。
さて、期待の命中精度ですが、とても高いです。2m先の標的に直径3cm内で集弾します。
しかし、せっかく高精度なのに、上面滑走構造ではマズル付近に照星を付られないので、手で持って狙うときのブレがどうしても大きくなります。
なんとかしないといけません。