連射輪ゴム銃

dungeon-master2007-06-17

正月くらいに作った連射エンジン用の回転翼を引っ張り出してきたので、輪ゴム銃を作成。
写真上は組立後の左右側面。左下は本体を開いたところ、右下は回転翼とトリガを外したところ。


主な材料
本体はMDFボード。トリガーは杉天削割箸。回転翼を押すトリガーバーの先端は鉄板。
回転翼は低発泡塩ビ板(だと思う)。心棒は直径4mmの竹棒。回転翼スライドボックスはアルミ。
ホールドグルーブは軟鉄。
回転翼式の場合は回転軸の位置が固定されているのが普通ですが、今回作ったものは回転翼が
スライドボックスに取り付けられており、前後にスライドします。


発射の仕組み
トリガーバー先端は、回転翼先端(エッジ)が引っ掛かっている固定ストッパーの上面を移動し、
回転翼をスライドボックスごと押すことができるようになっています。
トリガーバーによってエッジを後方に押していくと、やがてエッジは固定ストッパーから外れ、
弾ゴムの張力で回転翼が回転し、瞬間的に弾ゴムがリリースされます。
このとき回転翼はフリーになっているので、弾ゴムの張力で前方へ復帰しようとします。
そうすると、押し込まれているトリガーバー先端に次のエッジが引っかかり、回転が止まります。
トリガーが復帰すると、エッジがトリガーバーの先端から落ちて固定ストッパーにかかります。
この状態で、回転翼は最初の位置に戻っているわけです。


トリガーバー先端の鉄板は傾斜をつけてトリガーの復帰が楽なので、トリガースプリングは
それほどきつくはしていないのですが、6段装填すると、さすがにトリガーが重いです。
適当に組んだ割には、連射機構は一発で作動。
ホールドグルーブの位置を調整した結果、命中精度はかなり高いです。