ジムノック→ピンバイス化改造

dungeon-master2015-11-03

インク切れのボールペン「ゼブラ・ジムノック」を改造して、軸径6.35mmの六角軸ドリルビットが使えるピンバイスを作成。
ドリルビットはネオジム磁石で保持される仕組にしたので、簡単に交換可能です。
輪ゴム銃製作で酷使した1.5mmの一体型ピンバイスの刃が遂に折れてしまって、その代用として突貫工事で作成したもの。
プラスチック再利用で「ちきゅうにやさしい」ジムノックを更に廃品利用するという、とてもちきゅうにやさしい工具です。
強度は望めませんが、アガチスやヒノキに穿孔するには十分。


本体部分材料:ジムノック1本、ネオジム磁石(直径6mm×厚さ3mm)1個
作り方:
1、ジムノックを分解。ペン軸先端部を回して外し、ラバーグリップ、芯、バネを抜く。
2、ペン軸の太くなっている部分、ラバーグリップ取り付け位置の上端から約2cmで切り落とす。使うのはペン先側半分。
3、切り口を成形し、ドリルビットの六角軸が嵌ることを確認したら、ネオジム磁石を突っ込む。
4、ラバーグリップ、ペン軸先端部を取り付けて、本体部分完成。(ここまで製作時間15分)


ジムノックを採用したポイントは、ペン軸中央部分が断面の穴がちょうどドリルビットの嵌る六角形だったから。

奥にネオジム磁石が見えます。


間に合わせで作った割には、指で回す部分にラバー素材、ドリル径が読める透明ボディ、ビット交換がスムーズと、意外に使いやすい。
穴あけが一段落した後、手持ちの材料でクルクル回る頭部も作りました。(こっちは2時間くらいかかった)