ネオジム磁石

dungeon-master2009-01-02

100円ショップで売られている掲示板用マグネットからネオジム磁石を取り出してみます。
ドナーは、ダイソーで販売されている「ちょいまぐ」の10個入りのもの。
クリアタイプ、ミックス、丸形の3種類確認しています。
これを分解して直径5mm、厚さ3mmのネオジム磁石を10個取り出します。
(等級が違うのかもしれませんが、ハンズとかで買うと結構な値段になります…)
作業は自己責任で。


ちょいまぐは、ポリスチレン製の本体にあけられた穴に磁石がピッタリはまっているだけで接着とかはされておらず、磁石のはまっている部分につながって空洞があるため、磁石を容易に取り出すことができます。
(丸形は不透明で内部は見えませんが、結構深い穴があります)
後始末が楽なのは丸形、取り出しやすいのはチェスのポーン型(クリアタイプやミックス)だと思いますので、商品の入手しやすさとあわせて考慮してみてください。


用意する工具:
入手したドナーが丸形(BallType)なら、直径1mm程度のピンバイスやリューターと錐。
クリアタイプやミックスなら、ニッパーと透明のビニール袋。
あと、どちらにも共通で、磁石を押し出すのに使う棒(ゼムクリップNo.00を伸ばしたものとか)。


丸形の場合:
磁石が埋め込まれている方の反対側からピンバイス等で穴を開けます。
鉄の作業台があれば、磁石がくっついてくれますので、穴あけしやすいです。
2〜3mm程度掘り進むくらいで空洞に到達します。
あとは錐で穴を拡げ、棒を入れて磁石を押し出します。


クリアタイプ、ミックスの場合:
丸形の場合と同様にピンバイスで穴を開けても良いですが、球体部分の直径が小さいのと内部の空洞が不定形であることなどから、くびれて細くなっているところをニッパーで切断(粉砕)する方法が良いでしょう。
ポリスチレンの破片が飛び散るので工具もろともビニール袋の中に入れて作業しましょう。
本体をブッチリと切断できましたら、棒で磁石を押し出します。


棒をかなり強く押し込みますので、磁石が抜けた途端に反対側に棒が飛び出してきます。
手に刺したりしないようにご注意ください。