シンプル連発銃の案

シンプルな機構のセミオート連発銃を模索中です。
(ここでいうセミオートは、1発毎にトリガーときちんと引ききるものとします)
ゴム、タコ糸以外の可動パーツを1個でなんとかならないものかと。
たとえば、ギザ66°(OGG-CRAFT社)が可動パーツ1個かつトリガースプリングなしです。
機構がシンプルであれば、造型が複雑になろうと命中精度が幾分落ちようと良しとします。
もちろん、普通の割箸ゴム銃の構造でも、ホールドフック溝を増やすことで連発化しますが、
先に書いたように、単純にトリガーの引き具合で調整するのはセミオートとは言いがたい。
まあ、とにかく可動パーツが1個。これを当面の課題にします。


「可動パーツ1個」とは、まともな銃の姿であれば、可動パーツ全てがトリガーと一体であるということです。
そこで考えたのが、鋸歯状のホールドにかけた輪ゴムをトリガー一体リリーサーで順にリリースしていく方式。
鋸歯ホールドは、バレルの長手方向に並べたのではトリガーの変化が大きいので、縦方向に並べてみます。
・鋸歯ホールドは2列で間に隙間。フック側のゴムは2列の対応する溝に跨るようにかける。
・トリガーを引くと2列の隙間からリリーサーが出てきて輪ゴムを1本はずす。
・そのままトリガーを引いても次弾はリリーサーが上を滑るだけで引っかからないため、発射されない。
・トリガーを戻すと、トリガースプリング等の力により、次弾を引っ掛ける位置にリリーサーが移動する。
トリガーの保持方法とリリーサーの形状を工夫することで対応できるような気はするけど、
発射する度にトリガーのポジションが少しずつ変化していくのは避けられない。
それより発射後のリリーサーの戻りで、次弾に強く当たっては暴発する可能性があるのをどうにかしないと。