水の硬度

日本国内の水の硬度基準は、理化学辞典、WHOガイドライン、一般的に用いられる定義 の3種類。
ミネラルウォーターの販売では一般的に用いられる定義というのが付いてまわります。
軟水:100mg/l未満、中硬水:100mg/l以上〜300mg/l未満、硬水:300mg/l以上。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/mizu_tako2bo/feature_content?id=14572
はて、前者2つは出所がはっきりしていますが、一般的に用いられる定義って誰が決めたのだろう?
ちょっと調べてみました。
1985年に当時の厚生省から出た「おいしい水の基準」として、硬度10〜100mg/lというものがあります。
水道水に関する浄水場に求める基準で、お茶やコーヒーに使ったりダシをとるなら軟水が向いている
ということを言っているらしい。
ダシはともかく、お茶、コーヒーのお湯に水道水代わりにミネラルウォーターを使うのは普通なので、
ミネラルウォータでもこの基準を取り入れたということかしら。ううむ。
そして輸入物ミネラルウォーターでは、WHOのガイドラインだと殆どが非常な硬水(180mg/l以上)。
1000mg/lを超えるものもザラにあります。
なんとなく、理化学辞典とWHOの間をとるキリのいいところで、300mg/lという感じがします。
以上、まったくの推測。結局誰が決めたかはわからなかったです。
ミネラルウォーター製造販売関係の法規をみても、硬度の定義は見当たらなかったなあ。