こんなのを作ってみた

手作りの四角テーブル

合板をカットして組み合わせて作った麻雀卓。サイズは天板が約800mm四方、高さ720mmです。
材料の木材を1820mm×910mm×厚さ11mmの合板1枚だけから切り出し、ネジや釘を使わずに脚を組んでいるところがポイントです。
合板のカットは、まず板の対角から直角二等辺三角形(2辺が800mm)を切り落とし、長辺で合わせて天板に。
残った大きな平行四辺形からは、脚の部分となる全く同じ形の4枚のパーツを切り出します。
このパーツは幅200mm、長辺980mmの平行四辺形の板で、中央から斜め45度に板厚2枚分の幅の切り欠きを入れてあります。

脚は、切り欠き部分が合わさるように2枚をX字に重ね、これを2セット用意して、切り欠きどうしをかみ合わせて十字(上から見て)に組んでいます。ネジや釘を使いません。
脚が厚さ11mmの板ですから、天板に力を入れると全体がフニャフニャ歪みますが、組立・分解・一時使用が前提なので少しくらいなら構いません。
ただし、天板は脚に載せただけだと外れやすくて危ないので、金属部品とボルト&ナットで固定しています。
この合板、OSB材という名前。クロノポール社(ポーランド・ザリー)製、ホルムアルデヒド放散量F☆☆☆☆。
パイン材チップを固めた集積合板のため仕上がりは良くありませんが、ハンズで1枚1600円程度と安価です。
偶然ですが、椅子と色合いが妙にマッチしています。