プラネタリウム鑑賞

長男がおとなしく見られるようになったので、今年はちょこちょこ行っています。
大平貴之氏作成のプラネタリウム
氏のメガスターIIシリーズは、フェニックス、ミネルヴァ、コスモス、タイタン。
で、次の5号機がアルテミスだそうです。
タイタンは地球博、コスモスはお台場の日本科学未来館にあります。
子連れで遠出するのが辛い(名古屋は論外)ので、今回は市内で済ませています。
というわけで川崎市青少年科学館に常設の、メガスターIIフェニックス。
大人200円、中高生100円というお値段でメガスターIIの長男の投影が見られるのです。
今回の投影で、いまさらながら、さそり座のアンタレスが赤いことに気づきました。
いや、アンタレスが赤いことは知っています。問題はフェニックスの作る星空。
以前のイメージで、フェニックスはモノクロという思い込みがあったのですが、
1等星には色がつくように改修されていたのですね。常に進歩を続けています。
メガスターIで一部の星が潰れていてがっかりしたのはすでに過去のことです。
フェニックスの星空、私は子供の頃にこれに近い星空を何度か見ています。
強烈に覚えているのは真冬の北海道、峠の駐車場で雲のない真夜中の星空でした。
風もなく、積もった雪が車のエンジン音も吸い込んで、しん…と静まり返っています。
雪がほのかに青白く照り返して、ふと見上げると、満天の星がギラギラ光っていました。
芯まで冷える中、ほとんど瞬かない星が、まるで睨んでいる様で怖かったです。
そういえば、大平氏プラネタリウム作りの半生を描くドラマが収録中ですね。